学びについて
専門科目の授業では日本人の先生から日本人学生と一緒に授業を受けるため、語彙も表現も速さも遠慮のない日本語が飛び交います。環境変化とともにそれまで学習した日本語との違いに最初は誰でも戸惑うものです。少しでも早く授業に慣れ理解が進むように、そしてコミュニケーション能力を伸ばし日本語を使って仕事ができるように日本語のサポート教育を行っています。入学前の補習や課題学習、入学後は専門科目の授業を受けながら選択科目や補習などの形で日本語能力をさらに高める環境が整えられています。
日本語教育の流れ(4月入学)
入学試験
クラス分けテスト
入学前教育
自宅学習または補習
(日本語能力によっては、実施されません)
入学後
コミュニケーション能力向上
授業理解の促進
JLPT、BJTの合格サポート
就職のための日本語訓練
※業界動向や社会情勢により内容を変更する場合があります。
担任の先生のサポート
学習のこと、学校生活のこと、将来のこと。留学生活では、うれしいことも不安なこともたくさんあります。 ECC国際外語では、担任の先生が学生の様子を見守りながら、一人ひとりに寄り添ってサポートします。

川村先生
担任の先生が学生一人ひとりの日々の様子を見守る環境を大切にしています。
勉強のことだけでなく、日本での生活、日々の悩みなど、困ったときはいつでも相談してくださいね。
- 学生と接するうえで最も大切にしていること
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あなたの背景や気持ちを理解したうえで一緒に考えてくれるので、安心して本音を伝え、前向きに行動しやすくなります。
- 印象に残っている学生について
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一人ひとりの人生や努力を大切に見てもらえるので、自分らしい歩みを尊重されながら安心して学べます。
正直に言えば、挙げ始めるときりがありません。本当に一人ひとりにそれぞれの人生があり、優秀な学生もいれば、悩みながらも少しずつ成長していった学生もいます。到達する地点はみんな違います。けれど、その子なりの努力や背景があり、それぞれに意味のある歩みがあります。ですから、『この子だけが特別に印象に残っている』というよりも、どの学生の顔も自然と思い浮かぶ、という感覚に近いですね。卒業後も日本で働き続けている学生もいますし、母国に帰ってから日本旅行の際に顔を見せに来てくれる学生もいます。名前を聞くだけで、当時の出来事や表情まで思い出せるほど、共に過ごした時間は濃いものです。私たちは、2年間という短いようで非常に大切な過渡期を一緒に歩みます。日本語学校を経て専門学校に進学し、専門分野を学び、就職活動に挑み、内定を得る――。その大きな人生の転換点に立ち会っているのだと、日々実感しています。特に印象深いのは、技能実習生から在留資格を切り替えて入学してきた学生たちです。厳しい環境を経験したうえで、もう一度『学ぶ道』を選ぶというのは、並大抵の決意ではありません。『日本で勉強することが夢でした』と話してくれた学生の言葉は、今も心に残っています。その思いに応えられる教育でありたいと、改めて身が引き締まる瞬間でもあります。
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- 留学生への授業で工夫していること
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難しい専門科目も写真や図解を使って学べるので、日本語に不安があっても理解しやすく、授業についていきやすくなります。
留学生にとって、専門科目を日本語で理解することは大きなハードルになります。とくに私が担当している貿易分野は専門用語が多く、言葉だけで説明すると理解が追いつかないことも少なくありません。そのため、できる限り写真や実物、図解などを活用し、視覚的に理解できる授業を心がけています。例えば保険の授業で『事故』という言葉を説明する際も、単に定義を伝えるのではなく、火災や荷崩れの写真を提示しながら『実際にこうしたことが起こります』と具体的に示します。そうすることで、言葉と現実のイメージが結びつき、理解が深まります。言葉だけに頼るのではなく、映像や写真を通して体感的に理解してもらうこと。それが、留学生に専門科目を教えるうえで特に意識している工夫です。
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- ECC国際外語ならではのサポート
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勉強だけでなく生活やアルバイトのことまで見てもらえるので、日本での毎日を安心して続けやすくなります。
一番は、面談の多さと『声を聞く文化』が根付いていることだと思います。前期・後期の個人面談、就職面談など、学生の声を直接聞く機会が非常に多いです。また、勉強だけでなく、生活やアルバイトの状況まで丁寧に把握し、必要に応じてサポートする文化があります。学生一人ひとりの背景まで理解しようと努めるため、『あの子誰だっけ?』ということが本当にありません。毎日会うからこそ『今日は眠そう』『少し落ち込んでいるな』など、細かな変化にも気づけます。それが学生にとって、安心につながっているのだと思います。
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- 就職に向けた不安について
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日本の就職活動の進め方を早い段階から知り、必要な準備を積み重ねられるので、将来への不安を減らしやすくなります。
大きくは『自分は就職できるのか』という不安です。また、日本特有の就職活動のルールや流れが分からないという不安も大きいですね。ECC国際外語では求人情報を紹介したり、就職の進め方を丁寧に教えたりして、できる限り不安が解消されるよう支援しています。一年生のうちから、就職という『出口』に向けて、必要な知識や心構えを少しずつ積み重ねていけるようにしています。
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- これから入学する学生へのメッセージ
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大きな挑戦の中でも、価値や喜びにつながる経験を重ねながら、『来てよかった』と思える留学生活を目指せます。
私はいつも、留学は『大冒険』だと思っています。お金をかけ、言葉も文化も違う国に飛び込んで、お父さんお母さん、友だちから離れて生活する。アルバイトも初めてで、食べ物も通貨も違う。本当に大きな挑戦ですよね。だからこそ、この大冒険に、必ず『価値』や『喜び』という宝物を見つけてほしい。ただ来ただけで終わるのではなく、『来てよかった』『やってよかった』と心から思える経験を、ここで一緒に掴んでほしいと思っています。
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松浦先生
担任の先生とキャリアセンターがあなたの就職活動をサポートします。ここではさまざまな国の仲間との出会いを通じて、成長できる環境があります。
『ここでしかできない経験』を一緒に増やしていきましょう。
- 学生と接するうえで最も大切にしていること
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先生があなたの言葉を尊重しながら一緒に解決策を考えてくれるので、安心して相談し、前向きに学びを進められます。
対話を通して信頼関係を築くことが、教育の土台であると考えています。学生の言葉を尊重し、まずは受け止める。その姿勢を大切にしながら、課題がある場合には一方的に指摘するのではなく、共に解決策を探っていく指導を心がけています。
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- 印象に残っている学生との取り組み
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先生と試行錯誤を重ねながら取り組むことで、自分の成長を形にし、自信を持って成果を発揮しやすくなります。
今年担当したGEA(Global Education Awards)の学生たちについてです。原稿作成から発表当日まで、学生とともに試行錯誤を重ねながら準備を進めてきた経験は、非常に印象に残っています。冬休みを挟みながら約半月にわたり構成を練り直し、表現を磨き、何度も練習を重ねてきました。その積み重ねが、本番での堂々とした発表につながったのだと感じています。限られた準備期間ではありましたが、最後まで粘り強く取り組む姿勢が見られ、大きな成長を実感できる機会となりました。また、クラスには自分の意見や気持ちを積極的に言葉にしようとする学生も多く、授業内での対話が活発に行われています。そうしたやり取りは、互いの理解を深めるだけでなく、表現力や主体性を育む大切な時間になっていると感じています。一人ひとりの取り組みの積み重ねが、学びの成果として形になることを改めて実感した取り組みでした。
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- 留学生の抱える不安について
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安心できる居場所と日本語を使う機会の両方があるので、新しい環境の中でも少しずつ自信をつけながら成長していけます。
留学生は新しい環境の中で多くの挑戦を経験します。そのため私は、クラス全体の関係性や一人ひとりの様子を丁寧に見ることを大切にしています。誰もが安心して学べる環境づくりが、成長の土台になると考えているからです。出身国や文化背景によって感じ方はさまざまですが、同じ言語で支え合える仲間がいることは大きな安心材料になります。一方で、日本語を使う機会が自然と多くなる環境では、実践力が着実に伸びていきます。そのため、安心できる居場所づくりと、日本語を積極的に使う機会の両立を意識しています。授業内でのペアワークやグループ活動、個別面談などを通して、言葉を使う経験を重ねられるよう工夫しています。また、学習面だけでなく、日常生活や将来への思いを共有できる時間も大切にしています。話をすることで表情が明るくなり、前向きに取り組む姿勢へと変化していく場面も多く見られます。留学生一人ひとりが自信を持って挑戦できるよう、環境づくりと継続的な対話を心がけています。
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- ECC国際外語ならではのサポート
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学内外で多様な人と関わる機会が豊富なので、日本語力だけでなく視野や行動力、人としての成長も広げやすくなります。
本校の大きな特長は、多文化共生をテーマにした授業や、日本人学生との交流イベント、バディプログラムなど、日常的に多様な価値観に触れられる環境が整っていることだと感じています。学内にはさまざまなバックグラウンドを持つ学生が在籍しており、自然なかたちで関わり合える機会があります。さらに、地域連携企画(例:『つなぐ福島』など)といった学外活動もあり、学びを教室の外へ広げることも可能です。大切にしているのは、『安心して関われる環境を整えること』と『挑戦を後押しすること』です。交流してみることで視野が広がり、自信につながっていく姿を多く見てきました。異なる文化や考え方に触れる経験は、語学力だけでなく、人としての成長にも大きく影響します。本校は、そのきっかけを日常の中に数多く用意している学校だと考えています。学生一人ひとりが自分のペースで関わりを広げながら、着実に成長していける環境づくりを、これからも大切にしていきたいと思います。
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- 学生からよく聞く不安
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就職に向けて何をすべきかを具体的に理解しやすくなり、不安を行動に変えながら一歩ずつ前に進めます。
最も多いのは、『自分は日本で就職できるだろうか』という将来への不安です。授業で今年の目標を聞くと、『内定を取りたい』という声が多く上がります。それだけ就職に対する意識は高いと感じています。一方で、目標を具体的な行動に落とし込むことに難しさを感じている学生もいます。そこで私たちは、何をいつまでに準備すればよいのか、日々の出席や提出物、面接練習など、一つひとつの積み重ねが将来につながることを丁寧に伝えています。本校ではキャリアセンターが専門的な視点で実践的な指導を行い、担任は日々の学習姿勢や生活リズムを支える役割を担っています。この両輪があることで、学生は『やらなければならないこと』を理解するだけでなく、『やり切る力』も身につけていきます。背景や状況は一人ひとり異なりますが、多くの学生が将来を真剣に考えています。その思いを具体的な成果へとつなげる仕組みがあることが、本校の強みの一つだと感じています。不安は誰にでもあります。しかし、それを行動に変える伴走体制があることこそが、学生にとって大きな安心につながっているのではないでしょうか。
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- これから入学する学生へのメッセージ
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授業以外にも挑戦できる場が豊富なので、小さな一歩を重ねながら、自信と将来につながる力を育てていけます。
新しい環境に身を置くことは、期待と同時に不安もあると思います。けれど、本校には挑戦を後押しする多くの機会があります。授業はもちろん、ボランティア活動や国際交流、バディプログラムなど、教室の外にも学びの場が広がっています。そうした経験は、語学力や専門力だけでなく、自信や視野の広がりにもつながります。大切なのは、完璧であることではなく、『やってみよう』と一歩踏み出すことです。私たちは、その一歩を全力で支えます。この学校での時間が、皆さんにとって将来につながる確かな土台となることを願っています。
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学びの特長

ビジネス日本語・専門知識
日本社会で働くために必要な専門知識や
ビジネスコミュニケーション力を身につけます。

企業連携サービスラーニング
企業がかかえる課題をグループで調査・発表を行い、
協働力を育みます。

農村ホームステイ研修(※希望者のみ)
農村地域の伝統や風習を理解。
ホストファミリーと心の交流を図り、人間力を養います。

多文化共生理解
日本人学生と様々なトピックについて話し合い、
文化や価値観の違いを尊重しながら、共生するマインドを育みます。
充実の学習環境と
日本人学生との交流
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ICTを活用した学習システム
いつでもどこでも、知りたいことにすぐ手が届く。自主性や創造力を伸ばす学習環境をICTで。本校では、それぞれの関心や習熟度に合わせた柔軟な教育を提供することをめざし、指導や学習のツールとしてICTを積極的に取り入れています。※専門分野・技術を学ぶコースのみ
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学生ラウンジ
休憩時間にはたくさんの学生が学生ラウンジに集まります。友達とお昼ご飯を食べたり、自習をしたり気分転換ができる環境を用意しています。
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全校舎に高速Wi-fi導入
ECCでは全校舎で高速Wi-fiが自由に使えます。
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オンライン面接対応ブースを設置
オンライン面接や企業説明会などに利用できる個室ブース(テレキューブ)を導入しました。静かな環境で面接に集中できます。
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English Learning Center(ELC)
English Learning Center(ELC)は、英語に関することなら、個別に、誰でも、なんでも相談できる場所です。
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サービスラーニング/地域貢献活動
世界とつながり活躍できる国際人になるために、ECCではボランティア活動を通じて、積極性、協調性などの「人間力」を育むことも大切にしています。
担任として学生と接する際に心がけているのは、『自分の価値観だけで判断しない』ということです。大人の立場から見ると、つい結論を急いでしまいがちですが、まずはその学生がどのように物事を捉え、何を感じているのかを理解することを大切にしています。たとえば、『本当に理解できているのか』『どういう考えでその行動を取ったのか』を丁寧に確認してから話をするようにしています。周囲からは一見ネガティブに受け取られてしまう態度であっても、先入観を持って接することはしません。実際には、体調面の不調、日本語でうまく表現できないもどかしさ、将来への不安など、さまざまな背景があることが少なくありません。まずは話を聞き、状況を理解する。そして、『そう感じていたのですね』と受け止めたうえで、これからどうしていくかを一緒に考える。そのプロセスを大切にしています。一方的に指導するのではなく、対話を通して信頼関係を築きながら、少しずつ前向きな変化につなげていくこと。それが担任としての役割だと考えています。
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