イタリア研修(6泊8日)
計25名が向かったのは、
多くの世界遺産、グルメやファッションが
楽しめるイタリア。
観光客の立場で旅を体験しながら
添乗スキルを磨くだけでなく、
海外添乗の仕事に就くための
「総合旅程管理主任者」の
資格取得に必要な
研修も兼ねています。
現地では卒業生が現役添乗員として同行。
4都市を巡り、各所の文化や歴史などを楽しく学びます。
いよいよ、イタリアへ!
関西国際空港に集合し、いよいよ空の旅へ。イタリア・ヴェネツィアが最初の目的地ですが、オランダ・アムステルダムで飛行機の乗り継ぎをします。アムステルダムまでは、約12時間の旅。お気に入りの音楽や好きな映画・動画をスマホに入れて旅路の準備はバッチリ。では、行ってきまーす!
トランジットの間、
レトロな街並みを散策。
アムステルダムのスキポール空港から市内へは鉄道でわずか30分。トランジット時間が3時間ほどあるので、この間にオランダの美しい街並みを観光します。おとぎ話に出てくるようなかわいい建物と運河を背景に、記念撮影で盛り上がりました。
ヴェネツィアに到着!
水の都をのんびり巡る。
イタリアの北東部に位置するヴェネツィア。街には大小150以上の運河が張り巡らされていて、ゴンドラやヴァポレット(水上バス)を使って水路で移動します。ガイドさんに日本語で案内してもらいながら、市内の有名な観光スポットを巡りました。
長い歴史の中で
受け継がれてきた
建築美を堪能。
荘厳なサン・マルコ寺院や街のシンボルの鐘楼に囲まれた、“世界一美しい広場”と称される「サン・マルコ広場」へ。ガイドさんによると、広場を囲む回廊すべてが大理石でできているそう!
観光名所の
歴史を知ることも
大切な勉強です。
ヴェネツィアの運河にかかる400を超える橋の中で、最も美しいと言われている「リアルト橋」も観光。もともとは木造の跳ね橋でしたが、16世紀に今の大理石造りに架け替えられたそうです。歴史の勉強にもなりました!
ホテルの雰囲気も
イタリアならでは。
この日は、運河を臨むホテルに宿泊。古くからアートの中心地だったイタリアらしさを感じる、インテリアや調度品にこだわった空間にテンションが上がります。ヴェネチアンスタイルの家具やシャンデリアにほれぼれ……。
3日めはフィレンツェへ。
五感を満たす一日の
はじまり、はじまり。
フィレンツェはイタリアの中部にある街で、ヴェネツィアからは列車で2時間弱。ルネサンスの原点であるフィレンツェは、街全体がまるで美術館。巨大なドームが特徴の大聖堂「ドゥオーモ」など、歴史的建造物を見学しました。
どれにしようか迷う……。
ジェラートで
スイーツタイム♪
フィレンツェの街中には「ジェラテリア」と呼ばれるジェラート屋さんがたくさん。色とりどりのジェラートはどれも美味しそうで、みんななかなか決められない(笑)。店員さんにおすすめをドキドキしながら聞くのも、海外研修ならではの体験です。
本場のイタリアン、
やっぱり最高!!
現地のグルメ情報を知っておくのも、ツアーガイドの大切な仕事の一つ。本場のピッツァはトマトの味が格別。味覚、嗅覚、触覚などガイドブックで読むだけでは得られない知識を五感で得ることができました。
ピサ市内観光の日は
カラッとした晴天!
4日目はフィレンツェ市街を一望できるミケランジェロ広場に立ち寄ってから、ピサへ出発。ピサの街は起源不明の古い街であること、かのガリレオ・ガリレイが重力や振り子の法則を発見した場所であることなど、現地ガイドさんの解説で知識を吸収!
交代で添乗員を務め、
ローマからバチカン市国へ。
5日目はローマ市内とバチカン市国の観光へ。この日は学生が添乗員に!同じトラベルコースで学ぶ学生のアテンドを観光客の立場で見て、良かった点などを参考にしながら学び合います。
ローマからたった20分!
「国全体が世界遺産」の
バチカン市国の美しさ。
バチカン市国ではサン・ピエトロ大聖堂を見学。ベルニーニが手がけた内部装飾、ミケランジェロが設計した像をはじめ、美しさと荘厳さに圧倒されるひと時を過ごしました。
歴史的建造物で
古代ローマ時代に
思いを馳せて。
約2,000年前に建てられ世界遺産に指定されているコロッセオ、映画「ローマの休日」の名シーンが撮影されたスペイン広場など、長い歴史が刻まれた観光名所を満喫!
最終日もローマを満喫。
思い思いのフリータイムを
楽しみました。
6日目は、路地を歩いたり、グルメを楽しんだり、かわいいお土産を探したりと、各自が好きなプランを立ててローマを満喫。最後のディナーはカンツォーネの歌声とともに。多くの体験を通して添乗員に必要な視点や心構えを存分に学んだ研修旅行になりました。
イタリア研修のポイント
「総合旅程管理主任者」の
資格取得に必要な
“実務研修”をクリア!
国内+海外旅行の添乗に必要な資格「総合旅程管理主任者」。海外研修に参加することで、受験時に必要な“実務研修”の条件を満たすことができます。ツアーコンダクターとして海外を飛び回り活躍するための第一ステップになります。
添乗員として
お客様をどう案内する?
現地で実際に体験。
研修期間中は、観光客として現地の文化・歴史に触れるだけでなく、添乗員の目線でどのようにご案内すべきかを考え、実際に添乗業務も体験しながら各所を巡ります。学生が互いに学び合う環境が生まれ、ぐんぐんスキルアップ!
歴史、アート、グルメなど
「五感」を刺激できる
旅で、楽しく学ぶ。
テキストの知識を学ぶだけでなく実際に現地を訪れて自分の目、耳、口、肌など五感を刺激しながら学ぶことで、添乗業務に必要な心構えや知識をしっかりと定着させることができます。“旅の楽しさ”を再認識する大切な機会にも。
活躍する卒業生
トラベルコース(2年制)卒業
【大阪府】高槻北高校出身
「生きる力」につながっている。
卒業後、世界各国でツアーコンダクターを務めています。英語が話せないバスの運転手さんとなんとか意思疎通しなくてはならない、鉄道の大幅遅延で行程の組み直しが発生するなど、添乗員は予期せぬ事態への「対応力」が求められます。ECC国際外語では英語力だけでなく添乗員に必要な専門知識・資格も在学中に身につけられたため、同期に比べて現場での「対応力」を磨く時間的な余裕があり、助かりました。またネイティブの先生との日常会話で学んだ「間違いを恐れず挑戦する姿勢」も、添乗する際の心の支えになっています。この対応力があればどこでも生きていける気がします(笑)。これからも“日々挑戦”の気持ちを大切に、世界で働きたいですね。
中止となる可能性があります。