キャンパスニュース

大学編入コースでは昨年から「フィールドワーク」という課外授業を実施しています。フィールドワークといっても「現地調査」ではなく、いわゆる「社会見学」です
昨日は、兵庫県神戸市にある「阪神・淡路大震災記念 人と防災未来センター」を訪れました。参加した学生は人間科学領域の８名です。彼ら/彼女らは阪神淡路大震災を知らない世代です。でも先日の「令和６年能登半島地震」を目の当たりにしているため、「他人事ではない」という危機感を共有しています。なので、映像や展示資料を見る眼差しや語り部の方のお話を聞く姿勢は真剣そのものでした（「こんなみんなを授業中にも見たい」というのは教員の贅沢な望みなのでしょうか？）。
今日見聞きしたことが、「防災」とか「被災した人々の結びつき」といった研究テーマに関心に結び付けばそれに越したものではありません。でも、参加してくれたみんなの心に、何か「ささくれ」みたいなものが残ればそれで十分だと思います