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キャンパスニュース

2025.09.17

留学生

2025年度 留学生SIC

今年度も、留学生たちの日本語力UPと就職活動に向けて、留学生SIC(Summer Intensive Course/夏季集中講座)を行いました。
受講するのは、1年生全員で、今年度は119名の留学生たちがSICに参加しました。

毎年、SICの日本語授業は、それぞれの課題に取り組んで、クリアできないと次の課題に進めないサーキットトレーニング。
今年も、日本語授業では、誰にでも通じる日本語が話せるように音声指導と、
誰が読んでもわかるように丁寧な字を書く表記のトレーニングを行いました。

発音は、留学生たちが上手に発音できない音を重点的にトレーニングしました。
例えば、ミャンマー出身の学生たちは母語干渉の影響もあって、「せんせい(先生)」を「さんせい」と言いがち。
また、国籍に限らず、留学生たちにとって「つ」の発音が難しく、「つ」が「ちゅ」になってしまいがち。
先生のチェックを受けて合格できるまで、何度も練習しました。



拍は、「おばさん」「おばあさん」など、伸ばす音、伸ばさない音を意識して話せるように練習しました。
簡単そうにみえて、実はとても難しい日本語のリズム。学生たちは、先生の指導を受けながらも、感覚をつかむのに苦戦していました。



アクセントは、日本語の高低アクセントで単語が言えるか、そして、への字を描くような抑揚で短文を読むことができるか挑戦。
今年の1年生は、比較的上手にできていましたが、学校名を自然なアクセントで読めない学生も多くいて、それなりに苦戦していました。



そして、今回、学生たちが最も苦戦したのが表記。
ひらがなや、漢字(特に「際」「近」など部首)の書き方に苦戦し、先生に指導してもらった字を「合格」できるまで何度も何度も書いて練習していました。
早く先生に「合格」のハンコを押してもらいたくて、列に並びながら、友達の背中を借りて書くツワモノも…。









また、就職対策の授業では、本格的に就職活動をはじめるにあたり、
「学生生活に頑張ったこと」や「自己PR」など面接で聞かれる質問に答えられるように、文章でまとめました。
頑張って文章を書きあげても、内容が浅いと面接官にとって印象に残らないので、何度も何度も書き直しをしていました。



猛暑が続く残暑厳しい中、1年生たちは、SIC4日間、とても頑張っていました。
それぞれ先生たちに「合格」のハンコをもらって笑顔で喜ぶ学生たちが印象的でした。