キャンパスニュース

先日、グローバルビジネスコースの留学生たちが、神戸港の貿易研修に参加しました。
授業では「貿易実務」を通して、輸出入の仕組みや書類の流れなどを学んでいますが、今回はその内容を実際の現場で確かめることができる貴重な機会となりました。

最初に向かったのは、普段は一般の人が入れない貨物地域（コンテナヤード）。
学生たちは、ずらりと並ぶコンテナや大きなトレーラーが次々に動く様子を見て、

「すごい…本当にこんなに動いているんだ！」
「学校で見た写真より大きい！」

など、驚いた表情で現場を見つめていました。

担当の方からは、どんなcargo（貨物）がよく運ばれているのか、どこの国との貿易が多いのかなど、実際の仕事に関わるお話もしていただき、学生たちは興味津々で質問していました。

そのあと、観光船に乗って海側から神戸港を見学しました。
海の上から見るコンテナターミナルは迫力があり、いつも見ている神戸の街とはまた違う雰囲気。学生たちは写真を撮ったり、説明を聞きながら景色を楽しんだりしていました。

前日までの寒さが嘘のように、この日は気温がぐっと上がり、空はきれいな青空。まさに研修日和の一日でした。

実際の現場を見ることで、

「こんな仕事があるんだ」
「もっと勉強してみたい」

といった新しい気づきが生まれるのも校外研修の良さです。
学生たちの表情からも、教室では味わえないリアルな学びを感じ取ることができました。

今回の研修にご協力いただいた関係者の皆さま、本当にありがとうございました。
これからも学生たちが、世界や仕事への興味を広げられるような機会を、引き続き提供していきたいと思います。