HOTEL THE MITSUI KYOTO
副総支配人兼人材開発部長　國府様

人を幸せにすることで、
自分も幸せになれる素敵な仕事

「情熱」と「一歩先を考える力」を身につけよう

ホテリエにとって大切なものは「情熱」です。「情熱」は「やる気」につながります。レストランや接客など、さまざまなホテルの仕事に対して情熱を持って取り組む。これがホテリエとして仕事を続けていく大きな秘訣だと思います。また「先を見る力」も大切です。これからのホテリエには、受け身ではなく、自ら考え一歩先を見たサービス、課題解決能力プラスαの力が必要になります。現在、観光業界はコロナウイルス感染拡大の影響により、世界的に大変な状況に陥っていますが、常に一歩先を見据えて取り組んでいれば、東日本大震災やリーマンショックの時と同様に、困難を乗り越えさらに大きく成長していくことでしょう。ECC国際外語専門学校の卒業生は、「情熱」を持って仕事に取り組んでいる人が多いように思います。在学生からも “学びたい”“やってみたい”という意欲を感じるとることができます。これは福島県との協働プロジェクトであるカフェ・ラポールのような教育が生きているのではないでしょうか。「福島の皆さんをサポートする」「ホテルの組織運営を模擬体験する」といったビジネスを通じた社会貢献を学生のうちから経験できるのはとても意義あることだと思います。

「英語」はキャリアアップを図る上で欠かせない

ECC国際外語専門学校の卒業生は「英語」に関しても基礎力がしっかり身についていて、専門力とのバランスがとれていると感じます。ホテリエにとって英語は欠かせませんが、できる人は意外に少なく、就職活動をする上でもキャリアアップを図る上でも学んでおいて損はありません。何より世界中のいろいろな人とコミュニケーションができる楽しさがあります。美しく華やかなラグジュアリーホテルには、お客さまがサービスを楽しみに来られます。ホテリエはお客さまにより楽しんでもらうためにサポートし、お客さまが喜んでくださることが自分たちの喜びにつながる仕事です。このような素晴らしい仕事は、他にはなかなかありません。さらに大リーガーやプロサッカー選手のように、ホテリエのスキルは世界共通ですから、さらにスキルを積めば世界中のホテルで働くことができます。自分の努力次第で、自分の働きたいホテル、自分の住みたい場所を選べることができる自由度の高い職種であり、人を幸せにすることで自分も幸せになれる素敵な仕事です。