2024.08.07
留学生
【留学生】わたくしが愛してやまない●●について少々熱く語らせていただきます
留学生コース(グローバルビジネスコース・グローバルホテルコース)では、2年次の日本語科目に『プレゼンテーション』があります
発表の対象となる物や出来事、人物、場所などを限られた時間内に聴衆にわかりやすく効果的に説明し、聞き手の心を動かす説得力のあるプレゼンテーションが行えるようになることを目指して、繰り返し発表(アウトプット)をおこなっている授業です。
また、見やすくポイントの絞られたプレゼンテーション資料とは何かについても学びます。
前期最後の発表は個人プレゼンで、テーマはちょっとざっくりとしていますが、
『あなたが大っっっ好きでたまらない●●を思いっっっきり熱く語って●●好きな人を1人でも増やそう!!』
はい、これです。読むときも是非『っ』部分がわかるように読んでいただきたい。
(私も授業中、学生に説明する際に『っ』を3つきちんと意識して読みました。)
要するに“推しの何か”の魅力を説明して「何それ、ええやん…ステキやん…?」と思ってもらうわけですが、ただし使えるツールはiPadで見せる写真1枚と、印刷された自作のA4両面チラシ1枚のみ。
その“推しの何か”がいかに素晴らしいのかをPPTのアニメーション機能やたくさんの写真・動画に頼るのではなく、自分の口から出る言葉で説明し、相手を納得させられるかがポイントです。
しかも時間は無限にあるわけではありませんから、限られた時間内にどれだけ聞き手の心を動かせるか-
何をどこまで説明するかの取捨選択と、どう説明していくかの構成力が問われます。
今回、発表の形式も少し変えてみました。いつもは教室の前に一人が立って発表するスタイルですが、今回は少人数の会議スタイル。
聞き手がチラシを見ながら説明を聞く姿や話し手が質疑応答をおこなう姿はまるで「次の雑誌の特集記事、何にする?」とミーティングしているように見えました。
ギターの魅力・フィルムカメラの魅力・乙女ゲームの魅力・観葉植物の魅力・熱帯魚の魅力…などなど、各々の「好き」を熱く語ってもらった90分間でした