2021.11.11
留学生
JLPT(=日本語能力試験)N1合格者インタビュー
彼女はアルゼンチン出身の2年生。
本日、日本語の三輪先生から「N1合格について」のインタビューを受けました
昨年12月にN2に合格。
そして、今年7月、念願のN1合格に至りました
たった7ヶ月の準備期間でN1合格というのは、異例のスピード!
彼女が日本語を学んだきっかけは、7つ年下の弟の存在でした。
「弟がいなかったら、きっと今、私は日本に居ないと思います」
もともと、弟が日本のアニメの大ファンだったそう。
そして「NARUTO」「ジョジョの奇妙な冒険」「HUNTER X HUNTER」「DEATH NOTE」「忍たま乱太郎」などをふたりで一緒に見るうちに、彼女のほうが、どんどんと日本語や日本文化へ惹かれることに。
「アニメに出てきた言葉が試験に出てきた時は、特にうれしい」
N1の勉強ノートの几帳面さにびっくり
丁寧な文字で書かれた上に、単語の役割別に色分けまでされています。
その上、わからない単語が、どの本に書かれていたか「本の名前ごと」に単語をまとめる几帳面さ!
彼女の母語はスペイン語ですが、英語でメモをしているので、英語も日本語も両方学べて、まさに一石二鳥なのです。
これまで、太宰治の「人間失格」や、夏目漱石の「こころ」などの日本文学も読んだそうです。
「日本を愛しています。好きな言葉は「ご縁」」
インタビューが弾んでしまい、予定の時間から30分オーバー。
私たちも、すっかり彼女の魅力に引き込まれてしまいました
毎日、小さな努力の積み重ねで「ローマは一日にして成らず」ということわざを体現した彼女。
留学生のみなさんも、自分に合った「楽しみながら日本語力をアップできる方法」を探してみましょうね