日本語学科 日本語総合コース(2018年度実施)
中級レベル総合日本語
【日本語総合コース】中級レベル総合日本語授業のご紹介!
この授業の特徴は、外部から日本人ゲストを招き、日本語を使って交流するプログラム。今回は「世代を超えた交流」をテーマに、高齢者大学からゲストをお招きました。普段は同級生や教師とのコミュニケーションが多く、分かりやすく聞きやすい日本語に接しています。外部の方との会話では、話すスピードがちがったり、方言が混じったりするため、言葉が通じることと通じないことが、会話の中で浮かび上がってきます。留学生にとって自分の実力を確かに感じることができる機会になっています。また、異なる世代の方と話すことは、学生にとって新しい発見や学びにもつながっています。
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広い会場にギュッと集まったゲストと学生たち。熱気あふれる授業が始まりました。
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ゲストの方々は、じつに様々な経験をお持ちな方ばかり。故郷や趣味の話など、
教科書には載っていない、リアルなストーリーに思わず引き込まれていきます。 -
ゲストから折り紙の手ほどきも。文化的なことも交流の中で学ぶことで、より深く染み込んでいきます。日本文化や感性に触れることで就職準備にもつながっていきます。
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それぞれの語学の学びを最大限使い、積極的に会話に入っていきます。間違いが気にならないほど、いつしか盛り上がっていきました。
講師コメント
授業では「できなかったことが今日はできた」、そんな小さな成功体験ができる授業を心がけています。それらの小さな「できた」が積み重なっていくことで、自分の考えをしっかりと伝えたり、臨機応変に対応できる大きな力になっていくと考えています。長い留学生活では、最初感じていた新鮮さが、すこしづつ薄れていきます。だからこそこのような授業はもちろん、ボランティアなどの機会も積極的に利用して、フレッシュな気持ちをキープできるよう働きかけています。
日野先生
受講中の学生インタビュー
外部のゲストの方は、わたしたちの日本語レベルを知りません。だからこそ実践的にに日本語を学ぶ機会になっています。話し方も内容もゲストの方によって実に様々。普段なら学べないこともたくさん教えていただきました。また学校のボランティア活動も盛んなので、授業外でも地域の方や日本人学生との交流の場が多く、さらにプラスの経験を積むことができます。
黃さん
台湾