アジア言語コース(2年制)(2021年度実施)
韓国語聴解(2021年度)
話す力は、聞く力に
教え合うことで伸びるリスニング力
「韓国語聴解」での目標は、韓国語を聞き取る力をマスターすること。ですが、担任の丸山先生は「授業で特に大切にしているのは”話すこと”」だと言います。聞く力なのに話すことが大事なの?と思うかもしれませんが、学生同士で話し合い、聞き合うことがリスニング力をグッと高めてくれるのだそう。韓国語でなら、授業中のおしゃべりも大歓迎?!そんな授業の様子を覗いてみましょう。
ここが注目ポイント
- 1 繰り返し音声を聞くことで、会話の流れを掴む力を伸ばす
- 2 クラスメイトとシェア=話すことで言葉の理解を深める
- 3 声に出して話すことで、リスニング力アップ!
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授業の最初は単語小テストでアタマの体操から。採点結果はすぐに出るので自分の弱点をしっかり把握できます。
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授業は原則的にオール韓国語で進みます。2年間どっぷりと韓国語に向き合うことができます。
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まずはクラス全員で音声教材を繰り返し聞きます。聞き取れた単語をメモしながら、流れや内容を掴んでいきます。
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次は穴埋め問題にチャレンジ。聞き取れた内容を隣の学生と話し合い、再現しながら答えを探します。
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答え合わせはクラス全員で。一人で黙々と勉強するのではなく、みんなで学んでいきます。
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授業の最後はグループ発表。韓国の芸能界についての発表は大盛りあがりでした。
単語だけのレベルから、文章を考えられるレベルに!
高校生の頃から独学で韓国語を勉強していたので、ある程度の単語知識はありました。しかし文章として組み立てることがまったくできず…。でも、授業を進めていくうちに、いつしか単語ではなく、文章で考えられる自分がいて、それに気づいたときは本当に嬉しかったです。聴解の授業は他の人と話す時間がいっぱいあるので、すごく楽しいですし、クラス全員と仲良くなれますよ!
西村さん
アジア言語コース 1年生
【兵庫県】川西明峰高校出身
講師コメント
聴解の授業では聞き取った内容をクラスメイトとシェアする時間を大切にしています。聞いた内容をお互いに声に出して話すことで、ただ聞いているだけに比べて理解が大きく深まります。間違っていてもいいので、思い切り話すことを楽しめるように授業を進めています。
コロナ下では会話人数なども一定の制限を作っていますが、今後はもっと賑やかにグループワークなども行っていく予定です。話し合ったり、教え合ったりする中で、言葉のスキルだけではなく「人と話す力」=コミュニケーション力も大きく高めてもらえると思います。
アジア言語コース
丸山先生
受講中の学生インタビュー
韓国語で話す先生の言葉が、今では完璧に聞き取れるように!
授業がオール韓国語なので、最初の頃は先生の言葉も「こんな感じかな?」と大まかにしかわかりませんでした。
しかし、授業を進めていくにつれて耳が鍛えられて完璧に聞き取れるようになってきました。聞き取る力が伸びると、話す力も伸びてきて、今では普段の友だちとの会話も日本語まじりの韓国語になってきています。後期には韓国人学生と交流する機会があるので頑張りたいです!
粟飯原さん
アジア言語コース 1年生
【滋賀県】大津商業高校出身