大学編入コース【2年制】(2022年度実施)
「冬期合同研究発表会」
分野、学年の垣根を越えて…
知的好奇心をくすぐる白熱のディスカッション!
大学編入コース1、2年生の有志が集まり、それぞれの研究を発表する「冬期合同研究発表会」。学年や研究分野がバラバラの学生たちが一堂に会し、プレゼンテーションとディスカッションを行います。発表内容は完璧にまとまっていなくてもOK。チャレンジしたい気持ちがあれば誰でも参加できます。
学年・専攻横断的な授業だからこそ、これまで自身の中に全くなかった視点に出会うことができます。また、他者と議論を重ねることそのものの楽しさに気づく機会にも。より良い研究のために主体的にディスカッションを組み立てていく力を養う、ライブ感満載の課外授業です。
ここが注目ポイント
- 1 分野の垣根を越えて伝える力、聞く力を培う
- 2 専攻にとらわれない多角的な視点を身につける
- 3 研究テーマの方向性を固める機会に
-
2022年開催では1年生2名、2年生4名、教員1名が発表者として参加。当日はライブ配信も行われました。
-
発表者は限られた時間のなかでどう伝えるか、プレゼンテーション力を養う機会にもなります。
-
質疑応答では、専門用語の詳しい説明を求められたり、そもそもどうして必要なのかを問われたり…専攻ゼミとは一味違った質問が飛び交います。
-
しだいに他の聴者も交えたディスカッションに発展!主体的に議論を進めることで、意見を交わすことの楽しさを実感できます。
-
全員の発表を受けて、来賓の方々がフィードバック。先輩研究者の激励に学生たちも決意を新たにします。
-
終了後に行われた交流会。熱い議論を交わした研究者仲間のつながりはこれからも続いていきます。
講師コメント
「冬期合同研究発表会」は、学生たちだけで建設的にディスカッションする機会をつくりたいという思いからスタートしました。発表会では一人一人が「このディスカッションを盛り上げている」という意識を持ち、同時に議論を組み立てていく面白さに気づいてもらえたら嬉しいです。
私は、分野を問わず誰にでも伝わる言葉で発表していくことは研究者の義務であると考えています。学問の専門性を高めるとその世界に閉じこもった視点や言葉になりがちなんですよね。今回、学年・専攻横断的な場で発表して、専門用語の意味を聞かれたり、一般感覚での意見を言われたり、思わぬ質問に面食らった学生もいました。これに懲りずいろいろな人と意見を交わしながら、より良い論文を練り上げてもらえたらと思っています。
仲村先生
受講した学生のインタビュー
大学論文に向けて、もっともっと研究を深めたくなりました!
私が取り組む「AIと法律」の研究は、最新テクノロジーに関する内容ということもあり過去のデータはほんの少ししかありません。今回の発表に向けてAIに関する理系の論文を読んだのですが、専門用語が多くてかなり苦戦しました…今後は研究のためにプログラミングの知識も身につけていこうと考えています。
専門演習の発表では、先生から評価コメントをいただくのがほとんどです。しかし今回は別専攻の同級生や1年生、卒業生などいろいろな観点からの意見をもらうことができました。大勢の方に関心を寄せてもらったことで、自分の研究テーマに自信が持てましたし、もっと頑張って研究しよう!と自分を奮い立たせる良い機会になりました!
藤本さん
大学編入コース 2年(法学専攻)
高等学校卒業程度認定試験 合格