「とにかく1度海外に出てみたい!」「海外に行きたいけれど、ビザって何?」と考えているみなさん。「ワーキングホリデー」を検討してみませんか?海外の文化や生活、空気感を実際に体験できるのがワーキングホリデー。学生のうちから挑戦し、視野が広がり海外でのコミュニケーション力を高めた事例も多いそう。
本記事では、2024年時点での情報を参考に、ワーキングホリデーについて、そしてメリット・デメリットを解説します。
ワーキングホリデーとは?
ワーキングホリデーとは、決められた期間は自由に海外で過ごせる留学制度のことです。勉強・仕事・ボランティアなど、さまざまなことを自由に体験できるのがワーキングホリデーの特徴です。原則としてワーキングホリデーの期間は1年となり、それ以上の長期滞在はできません。そのため1年間で何をするのか、何をやりとげたいのか考えることが重要です。
ワーキングホリデーが利用できる国
ワーキングホリデーは、すべての国が対象になるわけではありません。日本からワーキングホリデーが利用できる国は、2024年1月時点で29カ国となっています。例えば以下の国が、ワーキングホリデーの対象になります。
・カナダ
・オーストラリア
・ニュージーランド
・アイスランド
・アイルランド
・イギリス
・オーストリア
・スロバキア
・チェコ
・ハンガリー
・ポーランド
・オランダ
・ドイツ
・フランス
・イタリア
・スペイン
・ポルトガル
・デンマーク
・ノルウェー
・フィンランド
・スウェーデン
・エストニア
・ラトビア
・リトアニア
・アルゼンチン
・チリ
・韓国
・台湾
・香港
これらの国であれば、ワーキングホリデーを使って海外に行くことができます。もちろん、国によって学べることや、観光地など特徴は異なります。事前に国ごとの特徴をチェックし、自分の理想的な留学先をピックアップしてみましょう。
ワーキングホリデーのメリット
ワーキングホリデーに挑戦すると、さまざまなメリットがあります。具体的なメリットを知り、自分の目的が達成できるか考えてみましょう。以下では、ワーキングホリデーの主なメリットを解説します。
滞在中の計画はすべて自分で決められる
ワーキングホリデーは1年の滞在期間という点以外、特別なルールはありません。海外で自分の思うように過ごすことが出来ます。ワーキングホリデーでは、海外でアルバイトをして仕事体験をしたり、語学学校で勉強したり、ボランティアに参加して社会問題に貢献したりと、多くのパターンが考えられます。
もちろん観光やアクティビティも楽しむことができます。1年間のスケジュールを決めて、ワーキングホリデーのメリットを活かすのがポイントです。
海外で人脈を作れる
ワーキングホリデーがきっかけで、現地に友人が出来ることもよくあります。帰国後も連絡を取り合える仲間ができれば、再び海外に行くきっかけになるでしょう。また、仕事を通じて人脈をつくり、将来の就職などに役立てられるケースもあります。アルバイトでも、実際に海外の企業で働いた実績になるので、その職場とパイプと作れます。職場との関係を大切にしておけば、将来海外で働くときや、外資系企業と交渉する立場になったときに、とても役立ちます。
語学力の向上につながる
ワーキングホリデーは、語学力の向上につながります。ワーキングホリデーの期間中は海外で生活するため、現地の言葉や英語でのコミュニケーションを取ることが必須となります。そのため自然と話す力と聞く力が磨かれ、留学前よりも語学力を高められるでしょう。
しかし、受け身では、なかなか語学力の向上は難しいです。自分から積極的に交流し、英語での会話に挑戦することが、語学力アップにつながります。ワーキングホリデーで語学力を伸ばしたい場合には、積極的な姿勢を大切にしましょう。
ワーキングホリデーのデメリット
ワーキングホリデーはメリットが多い一方で、いくつかのデメリットもあります。
以下では、ワーキングホリデーに挑戦する際に気をつけるべきデメリットを解説します。
スケジューリングが難しい
ワーキングホリデーで成長するためには、スケジュール管理が必要です。しかし、海外での生活を具体的に想像するのは難しく、ベストな計画を立てられない可能性もあります。また、計画していたスケジュールが、何らかの理由で変更させられるケースもあります。予定していた仕事が出来ず、生活に直結する問題に巻き込まれてしまうこともあります。
仕事がスムーズに見つからないことも多い
ワーキングホリデーで滞在する国によっては、スムーズに仕事が見つからない可能性もあります。その国の就職率によっては、ワーキングホリデーの外国人を受け入れる余裕がないケースも考えられます。1年間でかかる生活費を、現地の仕事で稼ぐつもりだった場合、働く場所が見つからないと途中で計画が中止することもあります。
最低限の語学力は必要になる
ワーキングホリデーを成功させるには、最低限の語学力は必要です。ワーキングホリデーをきっかけに語学力を伸ばすことはできますが、まったく英語が話せない状態だと、そもそも基本的なコミュニケーションが取れません。そのため日常会話が問題なくできるレベルの英語力は、ワーキングホリデーをために必要だと言えるでしょう。
まとめ
ワーキングホリデーは、1年間を通じて貴重な海外経験ができる素晴らしい制度です。働くのも勉強するのも自由なため、自分がやりたいことを全力で体験できるでしょう。「海外に行ってみたいけど、きっかけがつかめない」といった方は、ワーキングホリデーの制度を使って、具体的なスケジュールを立ててみるのがおすすめです。
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