
英語の資格といえば「英検」は聞いたことがあるけれど、「TOEICはなんだか難しそう」そんなイメージを持っていませんか。どちらも英語力を証明できる資格ですが、いざ選ぼうとすると「結局どっちがいいの?」と迷ってしまうものです。
間違った選び方をしたくない、と感じている人も多いのではないでしょうか。
実は、TOEICと英検は優劣ではなく進路によって選び方が変わる資格です。
本記事ではそれぞれの違いを整理しながら、将来に役立つ選び方を解説しています。
1.TOEIC®と英検®の違いとは?

英検とTOEICはどちらも英語力を測る試験ですが、「何を測るのか」「どこで評価されるのか」が異なります。違いを知らないまま選んでしまうと「思っていたのと違った」と感じることもあるかもしれません。
簡単にいうと、英検は「合格・不合格」で段階的に実力を確認する資格、TOEICは「スコア」で今の実力を細かく把握できるテストです。
まずは基本の違いを整理して自分に合った方向性を見つけていきましょう。
1.1 出題内容の違い
英検は、日常会話から学校生活、社会的なテーマまで幅広い内容が出題され、読む・聞く・書く・話すの4技能をバランスよく測る試験です。
長文問題では身近な話題や環境問題などについて読解し、ライティングでは自分の意見を書く問題も出題されます。さらに、3級以上では面接形式のスピーキング試験もあり「自分の言葉で伝える力」まで評価されるのが特徴です。
一方でTOEICは、会社でのやり取りや電話対応、メール、会議など、実際の仕事や日常生活をイメージした問題が中心です。例えば「会議のスケジュール変更のアナウンスを聞く」「商品の案内メールを読む」といった内容が出題されます。
リスニングとリーディングが中心で、どれだけ正確に内容を理解できるかが問われます。スコアで自分の英語力を確認できるため、今の実力がわかりやすいのが特徴です。
1.2 TOEICスコア別レベルの目安
TOEICは10〜990点のスコアで評価されます。点数によって「どのくらい英語が使えるか」の目安が見えてきます。
スコアごとのイメージは次の通りです。
・500点前後:ゆっくりであれば内容を理解できる場面が増えてくる
・600点前後:日常会話や簡単な仕事のやり取りであれば対応できる
・700点以上:仕事の中でも英語を使ってやり取りできるレベル
・800点以上:会議や専門的な内容にも対応できる、より高い実践力がある
TOEICは、実際のコミュニケーションの場面でどれくらい英語が理解できるかを測るテストであり、スコアによって対応できるレベルの目安が示されています。
中でも600点は、多くの企業で「基礎的な英語力がある」と判断される目安のひとつ。これから英語を強みにしたい人にとって最初に目指したいラインといえます。
参考:
一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会
1.3 英検級別レベルの目安
英検は5級から1級まで段階的にレベルが分かれており、「どのくらい英語を使えるか」を級ごとに確認できる資格です。
主な目安は次の通りです。
・3級:中学卒業程度。身近な話題について、基本的な内容を理解できる
・準2級:高校中級程度。日常生活に関する内容を理解し、簡単なやり取りができる
・2級:高校卒業程度。社会的な話題についても、基本的な内容を理解できる
・準1級以上:大学中級以上。社会性の高い話題や専門的な内容にも対応できる
英検は級ごとに明確な目標があるため、「次は準2級、その次は2級」というように段階的にステップアップしやすいのが特徴です。
中でも英検2級は、高校卒業レベルの英語力の目安とされており、進学の場面でも評価されやすいライン。まずはここを目指す人が多く見られます。
参考:
公益財団法人 日本英語検定協会
1.4 向いている人の違い
ここまでの違いをふまえると、それぞれに向いている人の特徴が見えてきます。
英検:基礎からしっかり英語力を伸ばしたい
TOEIC:将来の仕事や実践的な英語力を意識したい
どちらが良い・悪いかではなく、「目的に合っているか」が大切です。
2.どっちが就職に強い?

ここが一番気になるポイントではないでしょうか。「将来のために選びたい」と考えると、どちらが就職に有利なのかは重要な判断材料です。
結論から言うと、就職を見据えるならTOEICが評価される場面が多くなります。ただし、英検にも進学や教育関連職で強みがあるので、それぞれの役割を理解して選ぶことが大切です。
2.1 TOEICは就職で評価されやすい
TOEICは多くの企業で英語力の指標として使われています。特に600点以上は「基本的な英語運用力がある」と判断され、履歴書にも書きやすいスコア。外資系や国際部門では730点〜800点を求められる場合もあります。
英語を日常的に使わない職種でも、「英語対応できる人材」としての判断材料になる傾向があります。
2.2 英検が役立つケースもある
英検は教育関係、公務員、自治体などで資格証明として評価されます。特に準1級以上は、文法・語彙・面接力を含めた総合的英語力の証明になり、進学や推薦入試にも活用可能です。
2.3 迷ったら目的で優先順位を決める
「どちらも大事そうで迷う」と感じる場合は、今の目的で優先順位を決めるのがおすすめです。
・進学重視 → 英検
・就職・キャリア重視 → TOEIC
さらに、英検で基礎を固め、その後TOEICにチャレンジするという流れも自然なステップです。英語資格は「どちらが正解」ではなく、自分の目的に合った順序で取り組むのがポイントです。
3.まとめ
TOEICと英検は、どちらが上という関係ではなく役割の異なる資格。英語を学ぶ中で、「今の自分に必要な力はどちらか」を考えて選ぶことが大切です。
英検で基礎をしっかり固め、その先でTOEICにチャレンジするというステップも自然な流れといえるでしょう。どちらか一方ではなく、目的に応じて使い分けていくことが、将来の可能性を広げるポイントになります。
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英語力を将来に活かしていきたいと考えたとき、「資格をどう伸ばしていくか」は大切なポイントになります。特にTOEICは、社会で使われる英語力を測る指標として多くの企業で活用されています。
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さらに、東南アジアや中南米を中心に、夏休みや冬休みの約1週間で参加できる「グローバルチャレンジ」では、海外でのリアルな経験を積むことが可能です。費用は30〜50万円ほどで、短期間でも大きな学びが得られます。
これからは「英語が話せる」だけでなく「国際経験がある」ことが強みになる時代。英語資格をしっかり自分の強みにしていきたいと感じたら、その一歩として環境を選ぶことも大切です。少しでも気になったら、まずはチェックしてみてください。
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