2021.10.22
留学生
Ｎ１合格者インタビュー
今年7月にＮ１に合格した学生にインタビューをしました
ベトナム出身のロックさんは2019年10月に来日し、1年半日本語学校に通い、今年4月からＥＣＣ国際外語専門学校のグローバルビジネス専攻で勉強しています。
質問形式でお届けします。
とてもいい勉強の仕方をしているので、最後まで読んでくださいね
●Ｎ３は取りましたか。
－2020年7月に受験予定でしたが、試験がなくなりました。
●Ｎ２にはいつ合格しましたか。
－2020年12月に161点で合格しました。
●いつもどうやって日本語を勉強していますか。
－夜まとめて勉強するのではなく、休み時間や通学時間の10分15分のすきま時間を使って勉強しています。勉強したことを忘れないように、勉強したことをもう一度確認する時間にしています。
●Ｎ１に合格するためにどんな勉強をしましたか。
－Ｎ２の勉強をしていた１年前から、夜寝る前に読解の短文を解いて正解したら寝る、ということを続けていました。（間違ったらさらに１問するそうです！）
週末にはＮ１の過去問題を１回分解きました。３回の平均点数が今の実力だと認識するようにしました。
●どうしてＮ１に合格できたと思いますか。
－Ｎ１は難しいから合格できないと思ってあきらめなかったことです。
目標を定めて必ず合格すると思って勉強しました。
得点もギリギリを目指さないで余裕のある点数を狙いました。
●Ｎ１を目指して頑張っている人にアドバイスをお願いします。
－習慣が大切です。一日に最低どれぐらい勉強するか、何をするかを決めて習慣として続けることが重要です。
ロックさんは日本に来て１年９か月でＮ１に合格しています
日本に来る前大学で選択授業で日本語は勉強していたそうですが、Ｎ４も不合格の状態で日本に来たそうですから、このような短期間でＮ１に合格したことは本当にすごいことだと思います。
ロックさんはすきま時間を上手に活用することと、毎日何をするか、週末に何をするか計画を立てて行動すること、そして一度決めたことをやり通す強い思いで、少ない時間を有効に使って勉強して、合格を勝ち取っていました
日頃の日本語の授業でも貪欲に学習に取り組んでいるロックさん。
日本語学校でも毎日の授業の内容をしっかりと吸収してきたことが伺えます。
生活の大部分を占める授業を無駄にしていないこともロックさんの日本語力に結びついていると思います。
また、一度覚えたことを忘れないようにすきま時間を使って復習するのももう一度覚え直すより時間がかからないので、時間を無駄にしていませんよね。
ロックさんにインタビューをして、限られた時間を有効に使っていることが合格の秘訣なのではと思いました。忙しいＥＣＣの学生にはぜひ取り入れてほしい勉強の方法だと思います。
ロックさん、ありがとうございました。
そしてJLPT合格に向けてがんばっている皆さん、ぜひ取り入れられるところは取り入れて、合格を目指しましょう
