キャンパスニュース

12月19日（木）山口学園３校全体で行うスピーチコンテスト、第７回GEA（Global Education Awards）が開催され、
グローバルビジネスコースの留学生２名が出場しました。

１人はネパール出身の留学生。
母国にいた頃から積極的に人と話すのが苦手で、友達を作ることができなかった彼女。
ECC国際外語に入学後も、１人ぼっちで過ごしていた彼女の周りで、クラスメイトたちが楽しそうにお昼ごはんを食べている様子を見て、
「寂しい…私も友達がほしい！」
「ろくに（自分から人と話す）努力もしないで､このまま寂しい留学生活をつづけるつもり？！」と自分自身に問いかけ、
自分からクラスメイトに挨拶したり、話しかけたりする努力を続けた結果、今では、何でも話せる友人たちに囲まれて留学生活を楽しめるようになった「心の成長」を、感情豊かにスピーチしました。

発表資料も、昔の自分自身のエピソードをイラストで表し、現在の彼女自身を写真で表すことで「成長、変化」を表現しました。
日本語のアクセントも抑揚をつけた話し方も、何度も何度も練習しましたが、関西弁交じりな話し方は、彼女の個性として生かしました。



もう１人は、台湾出身の留学生。
彼女は、ECC国際外語専門学校の選択科目である「つなぐ福島」を受講している唯一の留学生で、
福島県へ研修に行った際に、震災からの復興に向けて力強く、生き生きと生活されている地元の方々との交流で、深く感銘を受けたこと、
現在も、「つなぐ福島」の受講生たちと福島県の物産販売を行い、SNSで情報発信していることをスピーチしました。

彼女は発表原稿の一言一句、スライド資料で使用する写真１枚１枚をすべて、地元の方々への敬意をもって作成しました。
また、「つなぐ福島」の授業を担当されている先生方にもアドバイスをいただき、クラスメイトの日本人学生さんたちにも応援していただきました。
そして、福島で農業を営んでいらっしゃるボンド亜貴さんにもスピーチ原稿の一部をご確認いただき、スピーチでご紹介させていただくことをご了承いただきました。




そして、結果発表…！

ネパール出身の留学生は、見事、特別賞（Special Prize）を受賞しました！！

そして、台湾出身の留学生は、なんと大賞（Grand Prize）を受賞しました！！

念願のダブル受賞（涙）、そして、悲願の大賞受賞！！
観客席で見守っていた私は、彼女たちの発表中も、結果発表の際も、涙が止まりませんでした。（…と言いつつ、毎年会場で泣いているんですが…）

彼女たちの受賞は、彼女たちの担任の先生をはじめ留学生コースの先生方と、共に学ぶクラスメイトの留学生たち、
「つなぐ福島」の先生方とクラスメイトのみなさん、
そして、福島県でお世話になったみなさまのおかげです。

２人とも、本当に、本当によく頑張りました！！受賞おめでとう！！