2021.12.06
国際エアライン
エアライン
国際エアラインコース1年生 茶道体験
先日、国際エアラインコース1年生が、おもてなしの心を学ぶために茶道を体験致しました
大手航空会社の客室乗務員のサービストレーニングにも導入されている茶道の精神。
立ち居振る舞いや言葉遣いなどの基礎を身につけている最中の学生達ですが、日本文化を通じ、接遇についての新たな気付きを得た経験となりました。
この茶道体験では、お二人の茶道の先生に、お茶室にてお茶の点て方や作法について教えて頂きました。
茶道の作法にはすべて意味があり、招待する側・される側どちらも「相手を思いやる中で自然と出た動き」であることを、一つひとつ丁寧に解説して下さいました
緊張した面持ちで臨んだ学生も、ユーモアを交えた先生のお話で茶道の世界を身近に感じる事が出来ました。
正座を頑張った後は、しばらく動けない学生も多かったようですが、おもてなしの心や一つ一つの美しい所作や勉強になったようでした。
今回、国際エアラインコースの学生が茶道の学習を行ったのは、紅葉の始まった秋の京都。
茶道体験は、国立京都国際会館のお茶室にて行われました。
(地球温暖化防止に関する国際会議にて京都議定書が採択された場所が、この京都国際会館です。
現在、学生達はSDGsも学んでいますので、学校での学習が社会の様々なところで繋がってきます)
国内外から人が集まる重要な国で会議。
その合間に日本文化に触れながらほっと一息つける時間を提供する役割をこのお茶室が果たしているそうです。
日本人でも四季折々の木々に囲まれたお茶室は特別な空間に感じますので、外国の方ならなおさらのことでしょう。
さて、茶道体験を通じ、おもてなしの精神・相手を思いやる心に触れた学生達。
ここからは、日々の生活の中に落とし込むことが重要です。
参加した学生からはこんな声が聞こえてきました。
「所作はすぐに身に付くものではない為、普段から意識する事が重要だと改めて感じました」
「ルールも守りながら、周りをみて自分自身で出来る事を考えながら行動することが大切だと感じました」
「茶道はチームワーク。もてなす側ともてなされる側双方に思いやりの心でお茶会を成立させていると学びました」
この経験を通して、目指す業界で日本人としてサービスを行う際に大切な事を学べたと思います。
今後も忘れずに活かせる人になってほしいと思います
季節に合わせたお菓子を用意していただきました
京都議定書が採択された場所です
自分で点てました。
秋の宝松庵(お茶室)
順番にお茶を頂きます。