キャンパスニュース

アンニョンハセヨ？
アジア言語コースの咸です

コロナで中止になった留学プログラムをオンライン留学に置き換え！ 
「안 되면 되게 하라」(アン　デミョン　デゲ　ハラ)
韓国人なら聞いたことのない人はいないでしょう。一説によると現代自動車の創業者であるチョンジュヨン会長（故人）がよく口にしていた言葉だそうです。危機的な状況であってもあきらめずに、他の対策を模索し、成し遂げるという意味です
コロナを機により留学が厳しくなった昨年の9月、本校は学生の安全と学びの渇望を満たすことができる最良の方法について悩んだ末、代替プログラムとして「オンライン留学」を実施する事にしました。
オンライン留学は昨年の12月の半ばから韓国の慶熙大学校・国際教育院の冬季課程を介して行われました。3ヶ月間で200時間を履修する課程で、国際教育院の正規課程の授業をオンラインで受ける形になります。修了後は、慶熙大学校の修了証明書が与えられます。この修了証明書は、韓国の大学に編入する時などに有効です。



オンライン留学の様子は、こちらのニュースで↓↓

　驚異的なレベルのテスト結果！
本格的な授業に先立って、まずレベルテストが行われました。レベルテストは、zoomを利用したインタビュー形式で行われました。インタビューを終えた学生は、緊張の余り先生の質問にちゃんと答えられなかったと、誰もが自信なさげでした。
果たしてレベルテストの結果はどうだったでしょうか　なんとすべての学生が韓国語能力試験でいうところの2、3、4級レベルのクラスと判定していただくことができました ECC国際外語での半年間の勉強の成果を実感しました。　約3分の２の学生がゼロベースからECC国際外語で勉強を始めたことを思うと感慨深いものがありました。
コロナで大変だった時間もめげずに勉強に励んだ学生の労苦が実を結んだのだと思います。学生の皆さん！　本当にお疲れ様でした

　慶熙大学校の韓国語授業 
オンライン授業は各クラス10人程度、ベトナム、中国、インドネシア、ロシアなど様々な国籍の学生で構成されていました。日本人の学生が多くを占めていたクラスもありましたが、学生は、同じ日本でも自分とはちがう地域出身の学生と交流することができ良い機会になったと言ってくれました。
授業は言語の四技能を同時に向上させることができるカリキュラムで、特に話す授業はzoomの様々な機能を活かし、対面式の授業と比べても遜色のないものでした。
最も面白い授業は？　と学生に聞いてみたところ、会話と読み書きの授業だと答えた学生が多数でした。理由としては、多様な文化背景を持った学生たちとのコミュニケーションを通じて異なる文化や価値観に興味を持つようになったこと、さまざまなテキストを通して韓国の文化と社会を知ると同時に日本文化についても考えるきっかけになったこと、などが挙げられました。異文化への理解は、他人とのコミュニケーションの始まりであり、自分自身を知っていく過程でもあるという「気づき」ではないでしょうか。
オンライン授業は苦労の連続でしたが、その時間は必ずあなたの人生の糧になると確信しています

残り2週間も「아자아자 파이팅!!」（アザアザ　ファイティン！！）
4月の韓国語能力試験の結果に期待を込めて。
その結果は、次のニュースでお伝えします