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キャンパスニュース

2020.12.23

大学編入

大学編入コース 【​法政大学】【​福知山公立大学】 合格者インタビュー

大学編入コースの合格者インタビューをお届けします!


 
法政大学 法学部政治学科に合格した住本さん,福知山公立大学 地域経営学科に合格した松下さん



今日はよろしくお願いします。はじめに,編入試験を終えられた感想,合格発表を見た時の感想を教えてください

住本さん:合格すると思っていなかったので,インターネットの発表で自分の受験番号を見つけたときは「ホンマに受かってんのかな?」と思いました。自宅に合格通知書が届いて,やっと「受かったんだな」と思えて,ホッとしました。
松下さん:私は番号をみたとき「やったっ」と思いました。


お2人ともご出身は関西ですか?

住本さん・松下さん:関西です。


初めて大阪を離れて一人暮らしですね。

住本さん:少し不安な気持ちがありますね。一人暮らしは初めてで,関西とはまた違う雰囲気の東京ですから。法政大学は街中(千代田区の市ヶ谷キャンパス)にあり,家賃も心配です。部屋探しに苦労しそうです(笑)。
松下さん:福知山は違う意味で苦労するかもしれません。大阪や東京と違って電車での移動に限界がありますからね。でも,一人暮らしは楽しみです。


試験を受けたときの手応えはどうでしたか?

住本さん:試験の手応えは,先に合格していた駒澤と同じでした。法政に合格する自信があったとまでは言えませんが,十分に解答できたと感じました。
ただ,英語に少し不安があったかもしれません。解答の形式が択一式のものが多いのですが,どちらかと言えば記述式の方が得意だからです。
松下さん:私は手応え十分でした!私の研究内容である労働市場の問題が出題されたので,「これやったら,絶対受かるわ」と思いました。英語も,英文を日本語で要約する福知山公立大学の出題形式に備えて練習を重ねていましたので,自信がありました。


大学に合格されるまでの過程で,くじけそうになったことはありましたか?

住本さん:新型コロナウィルスの流行です。編入試験が行われるか,不安に感じました。また,登校できない期間はどうしてもモチベーションが上がらず困りました。学校の授業が再開してから,放課後も友達と学校で勉強できるようになって良かったと思います。


編入試験に不合格になって落ち込んだことはありますか?

住本さん:いいえ,あまりありません。1つ1つの合否を過剰に重く捉えず,次の受験に向かう気持ちでいました。「次あるし」という気持ちでいましたから,精神的に追い込まれることはありませんでした。
松下さん:新型コロナウィルスの流行のために登校が制限され,過去問を見られなかったことです。対策が遅れるなあ,と感じました。学校が再開してすぐに,一緒に勉強する友達が見つかりました。振り返ってみると,くじけそうなことはあまりなかったです。


個々の合否について,あまり重く捉え過ぎないことが奏功したんですね。

住本さん・松下さん:(声をそろえて)そうです!


ポジティブな姿勢のお2人ですが,学校に来られなかった時期は大変でしたね。

住本さん・松下さん:そうですね。しんどかったです。
松下さん:Zoomで友達と「今年,無理なんちゃうかな。編入無理やろ。」と話すこともありました。半ば,諦めかけたこともあったと思います。


学校も教員も手探りでした。目の前に受験を控えるみなさんは本当に大変だったろうと思います。4月からは文字どおり大学に「通える」といいですね。

住本さん・松下さん:そのとおりです。


お2人とも勉強の「場所」として学校を上手く利用されました。

住本さん:学校の空間の方が自宅よりも集中でき,気合が入りますね。気持ちを「オン」のままに保つことができるので,ずっと学校で勉強していました。
松下さん:私は,学校に加えて通学の電車です。通学に1時間くらいかかるので,隙間時間を使って英単語を覚えたりしました。



政治学・政策学専攻の担任の仲村先生はどんな先生ですか?

住本さん:今年からいらっしゃったのですが,とても気軽に話しかけてくださいますよ。
松下さん:まったく!
住本さん:実は,新型コロナウィルスの影響で,春期講習に予定されていた仲村先生の最初の特別講義がなくなってしまったんです。その結果,仲村先生の授業は最初からリモートになってしまいました。お目にかかってご挨拶だけして,その後しばらくは画面越しに指導していただくことになりました。


それは大変でしたね。1年生のときの笹岡先生から担任が変わり,不安に思われたこともあると思います。

住本さん:最初は笹岡先生がおられないことが不安でした。でも,今となっては,仲村先生で良かったと感じています。
松下さん:仲村先生,世間話もお好きです。アニメもご覧になりますよ。「鬼滅(の刃)」見てるんや~って(笑)本当に裏表のない,親しみやすい先生です!



高校を卒業されて,いくつかの進路の選択肢があったと思います。ECC国際外語専門学校を選んで「ここで良かった」ということを教えてください。

住本さん:1年生のときの「教養入門」という授業で,社会科学・人文科学のいろいろな分野に触れたことです。その中で自分が本当にやりたい分野を見つけることができました。ECC国際外語の大学編入コースだからこそ,本当に学びたいことが見つかりました。


政治学・政策学を選ばれたきっかけや決め手はありますか?

住本さん:政治に関わるいろいろなニュースとか見ることが好きだったことが一番です。授業や演習(ゼミ)が少人数である点も魅力でした。
松下さん:少人数なので,わからないことは先生に質問しやすい環境でした。私は大人数だと気おくれして質問できないことがあるのですが,少人数の授業でより深く理解ができたと思います。


英語の学修環境はいかがでしたか。

松下さん:私は,ELC(English Learning Center)でマン・ツー・マンの指導をしてもらってTOEICの得点が伸びました。個々人の状況に応じて「この問題を解いてごらん」を勧めてもらうことができます。
住本さん:私は高校時代,英語は苦手科目でした。ECC国際外語に入学してから英検2級を取得し,英語の苦手意識はなくなりました。



編入試験を受験してみて,いかがでした?

松下さん:受験科目が少ないことが大きな特徴と言えます。私は高校生のとき世界史が苦手で,受験に失敗した原因でした。編入試験では,英語と小論文だけに集中できました。受験科目を絞って公立大学に進学できました。
住本さん:高校生当時には受験することすら考えられなかった大学に編入できました。自分の好きな政治学と英語の試験で,入学できるチャンスがあることが良かったですね。



河合:将来に向けての目標,希望を教えてください。

住本さん:政治学を学んだことを活かして,将来はマスコミやメディアで活躍したいと思います。大学では,新しい土地で新しい友達を作ることが楽しみです。
松下さん:ECC国際外語で培った基礎を活かしてTOEICのスコアを伸ばしたいです。その他の資格もどんどん取りたいと思っています。



後輩にメッセージをお願いします。

住本さん:政治に関わる知識を広く得てください。教科書・参考書が有用なことは言うまでもありませんが,日ごろからニュース見ておくことが試験に活きてきます。法政の試験でも新型コロナウィルスに関することが出題され,身近なニュースを政治学的な視点で議論することを問われました。
関東には政治学科がある大学がたくさんあります。是非,関東の大学を目指してください。可能性が広がりますよ!
松下さん:1つ1つ,目の前の課題にきちんと取り組んでください。志望校への合格は,その先にあります。そのためにも,自分なりの勉強の方法を見つけましょう。自分に合った勉強のスタイルを見つけて実行すれば,結果はついてくると思います。



1年生当時の担任だった笹岡先生に何か伝えたいことはありますか?

住本さん:笹岡先生が,私が政治学科に行くきっかけを作ってくださったと言っても過言ではありません。政治学に興味を持たせてくださり,ありがとうございました。受かって良かったです。
松下さん:受かりましたよ!!笹岡先生!!


ありがとうございました。  



インタビューを終えて
例年と大きく環境が違う厳しい編入試験をポジティブな姿勢で乗り切った住本さん,松下さんでした。つらいこともあったはずですが,見事に跳ね返して合格を勝ち取られたと思います。インタビューの途中,何度も2人でハモって返事をしてくださり,政治学・政策学のメンバーのまとまりの良さを垣間見ることができました。仲村先生が「鬼滅の刃」を見ているという貴重な?情報もありましたね。ちなみに,私は「胡蝶しのぶ推し」です。(K)


※感染防止に最大限配慮のもと、撮影時のみマスクを外しております
 

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