2025.02.07
大学編入
大編春期フィールドワーク①ユニセフ
大学編入コースは春期講習の一環として、フィールドワークに行っています。
2月4日(火)、フィールドワークの第一弾は国際文化領域の学生が大阪ユニセフ協会にお邪魔し、ユニセフの活動とその背景について講義をしていただきました。
国連機関の中でも子どもにフォーカスした支援機関であるユニセフ。子どもの権利条約にもある「生きる権利」「育つ権利」「守られる権利」「参加する権利」を4つを柱の理念として、紛争、災害、貧困という環境下で最も影響を受けやすい存在である子どもたちを支援しているのがユニセフです。
説明の中では、エチオピアの13歳の女の子が毎日8時間かけて5リットルの水を運んでいる動画も視聴させていただきました。単純化していえば、水道設備がないことで「水を運ぶ」という家事労働が発生していて、このために学校に行く時間がなくなっているというわけです。
日本での生活も最近は物価高などでだんだん苦しくなっていますが、世界全体でみれば最も裕福な国の一つであることは変わりません。衣食住の心配がほとんどない国に生まれ育って勉強に集中できる今の環境はとても恵まれているのだと思いを新たにしました。
今回参加した学生は、後期に「国際関係論入門」の授業でロシアによるウクライナ侵攻や北朝鮮の現状、またグローバルな課題に対する国連の機能などについて学習していた成果か(パレスチナのことは時間の関係上授業では扱えませんでした)、関心をもってお話を聞くことができたようです。最後は学生からの質問も次々と出てきて、とても有意義な学習となりました。

授業や先生、キャンパスライフ、将来の進路についてよくわかる!自分の適正をチェックしよう!
開催日
4月5日(土) 4月19日(土)
開催時間
13:00 ~ 16:30頃(12:30受付開始)