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例年は前期期間中に実施している「関西国際空港見学会」ですが、今年は新型コロナウイルスの影響で延期となり、学生にとっては待ちに待った初めての学外研修です。10月・11月に、4つのグループに分かれて参加しました。Kスカイさまの職場を見学させて頂けるとあって、いつにも増して入念に身嗜みを整え、緊張した面持ちで集合場所に集まる学生たち。今回訪問させて頂いたKスカイさまは、関西国際空港にて日本航空のハンドリングをされている会社です。日本航空に加え、海外の航空会社のハンドリングを約20社受託されているKスカイさま。ハワイアン航空、ジェットスター・ジャパン、春秋航空など、年々受託航空会社が増えているそうです。 研修のどのシーンを切り取っても、迎え入れて下さったKスカイさまの温かい心遣いをひしひしと感じ、これから本格的に始まる就職活動の大きな原動力となった見学会でした。Kスカイさま、このような貴重な機会を設けていただき本当にありがとうございました。

まずは、Kスカイさまの航務室の見学から始まりました。航務室では、世界中を飛ぶ飛行機の運行サポートをされている様子を目にすることができました。また、実際に使用されているモニター(画面)を見せて頂きながら、航空業界で仕事を行う上で必要な知識を教えて頂きました。お仕事の合間に学生からの質問に答えてくださる時間もあり、チームで働く楽しさや仕事のやりがいなども、現場の方から直接お聞きすることができました。

続いて国内線・国際線カウンターを見学させていただき、なんと実際にカウンターの中まで入らせて頂きました。学生たちは大興奮で、気分はすっかりグランドスタッフです。これまでお客さまとして見ていた外側からの光景と、内側からのスタッフ側の目線。目に入る全てのことが新しく、驚きと発見の連続でした。カウンターの内側には、確実で丁寧な業務を進めるためのスタッフの方々の工夫の数々が見られました。

学校でのGSスタディ・CAスタディで学んだチェックイン業務を振り返り、各々GS役・お客さま役となって接客応対の練習をする学生たちもいました。これまで講義で身に付けた知識を現場で実践してみることによって、より理解が深まったことと思います。近い将来GSとして働くご自身の姿をより一層現実的にイメージでき、エアラインに対する熱い想いも再確認できたのではないでしょうか。
 

今回の見学会では、関西国際空港は本当に広い!ということも体感できました。Kスカイさまにご案内いただき、学生たちは「体力も必要、やはり健康管理はとても大切なのだ」と感じながら、搭乗ゲートまで足を進めました。搭乗ゲートでは、出発・到着案内業務について現場の様子を丁寧に説明して下さいました。

さらに、なんと!出発・到着をされるお客さまがいらっしゃらなかったこともあり、今回は特別に学生にアナウンスをする機会を与えて頂きました。マイクを通して出発フロアに響き渡る学生の声。緊張と喜びの様子がその声からも感じ取れました。アナウンスとは、自分の声で大切な情報をお客さまに伝える業務です。Kスカイさまには、アナウンスを行った学生個々にフィードバックも頂きました。アナウンスの際の姿勢、声のトーン、そしてお客さまに伝わりやすくするための様々な工夫を教えて頂き、周りの学生達も真剣にメモをとっていました!

さらに国際線ゲート前のサクララウンジも見学させて頂きました。空港施設の中でも、ラウンジは限られたお客さまだけにご利用頂けるスペースです。中に入ることは勿論、どのような場所なのかこれまで見聞きする機会が少なく、今回の見学で初めてラウンジの気品漂う空気を肌で感じた学生も多いのではないでしょうか。エントランスの受付カウンターを過ぎ メインルームに入るとまず目に飛び込んでくるのは、洗練されたスペースの中に広々としたビュッフェ台とパノラマビューの大きな窓ガラス。窓の外には航空機を間近に臨み、地上にはコンテナや特殊車両が見えます。臨場感溢れるその光景に、ラウンジ業務にあたる未来の自身を描きながら、学生たちはキラキラと目を輝かせていました。

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2025年4月入学生用