2021.06.17
学校行事
1年生の質問に2年生が回答します―学生会によるピアサポートが始まっています
本日、4回目のピアサポートが行われました
ピアとは、”peer”=「仲間」を意味し、ピアサポートでは、先輩や同級生が互いに支え合い、課題解決を目指します。互いに協力をし、話し合い、考えを形にすることが大切で、安心やつながり、絆を生み出し、思いやりのある学校風土を創造することができるといわれています。
今週より2年生が分散登校となり、キャンパスで授業を受けますので、教室には2年生以上の学生がスタンバイし、1年生が自宅からピアサポートを受けることになります。今回は大学編入コースの1年生が2名申し込んでくれましたので、大学編入コースに所属する学生会副会長を中心にサポートを行いました。学生会のメンバーたちは、もうすでに3回のピアサポートを行ってきましたし、学生会メンバー同士でも疑似ピアサポートの練習もこなしてきましたので、慣れた様子で、堂々と1年生からの質問に回答していました
・自宅での学習が捗らない時、どのようにモチベーションを上げていますか?
・小論文対策はどのように進めていけばよいか?
・1年生のあいだに、やっておいたほうが良いことってどんなことですか?
上記以外にも、研究テーマの決め方や、編入試験の過去問題についてなど、専門に関する質問にも丁寧に答えていました。
これまでのピアサポート全4回を通じて、コミュニケーションの問題に関するものが数多く占めていました。
学生会のメンバーたちは、「友人と自分の将来について話をして共有しておくことで、モチベーションの維持にもつながる」「先生たちや友人たちと日常的なコミュニケーションを行うことで、自分を知ってもらうことも大切」など、コミュニケーションの重要性についてアドバイスをしておりました。
このように、先輩と後輩とのコミュニケーションの「場」としての役割を果たしているピアサポート、今後も多くの学生にも利用していただきたいと考えております。今回は試験運用となりますので、本格始動のピアサポートにもご期待ください