キャンパスニュース

今年度も、夏季休暇中に、留学生SIC（夏季集中講座）が開催され、
グローバルビジネスコース・グローバルホテルコースの１年生たちが５日間、日本語科目の学習や就職対策に取り組みました

留学生SICでは、自分自身の苦手な勉強に気づき、今後の日本語学習に生かすことを目標に授業を行っています。
今回は、SICの授業の中で、とりわけ学生たちが苦戦し、奮闘する「日本語サーキット」についてご紹介します。

日本語サーキットでは、まず、日本語音声の「発音」「拍」「アクセント」のトレーニングに取り組みます。
学生自身でたくさん練習した後、先生のチェックを受けて合格したら、次の「活用形」や「語彙」のトレーニング、そしてゴールの「日本語ゲーム
」を目指します。

例えば、母語によって得手不得手はさまざまですが、
｢そうこ」と「しょうこ｣、｢すき」と「つき｣などの発音の違いや、｢もっと｣と｢モットー｣、｢しょめい｣と｢しょうめい｣などの字の数と読み方（拍）の違いに苦戦し、「あつい」「あつくない」など、活用によっても違いがある高低アクセントや、逆に「バイト」のような高低のないアクセントなどに混乱しながらも、先生とのトレーニングに励んでいました。
 







先生のチェックを受けて、スタンプカードに先生が合格のハンコを押したら、次の課題がある教室へ進むのですが、
先生のチェックに合格できるように、１人１人が懸命に練習していました。







今後、１年生たちも本格的に就職活動が始まります。
このような授業を通じて「できる」ようになったことが、今後の就職活動、そして就職した職場でのコミュニケーションに発揮されることを
教員一同、願ってやみません。