キャンパスニュース

皆さん、アンニョンハセヨ。
今回は、4月27日(月)～30日(木)にアジア言語コース 韓国語専攻で実施した「スタートアップ講座」について、実施に至るまでの紆余曲折をお話ししたいと思います。

アジア言語コースでは、開講当時から毎年入学前教育の一環として「スタートアップ講座」を行ってきました。その目的としては韓国及び韓国語への関心をより強くして学習意欲に繋げること、また仲間との交流を通して入学前の不安や心配を解消できるよう導く事です。

今年も例年通り、2月、3月は新入生たちとの初授業を心待ちにしながら授業の準備で忙しい日々を過ごしていましたが、新型コロナウイルスの影響が大きく、予定していた入学前の授業が実施できない状況となりました。

そこで、熟慮を重ねた末、スタートアップ講座を楽しみにしている学生達の期待を裏切らないために、遠隔での入学前授業を強行するという結論に至りました。

ところが慣れない授業コンテンツの作成は、想像していたよりもずっと大変でした。
授業資料の編集と録音には多くの時間を費やしました。特に録音は、雑音の入らない環境を作るのが意外に難しく、何度も録音を中断し、最終的には大部分を深夜に録音することになってしまいました。
先生たちの熱情で作られた授業動画は、日程より1か月遅れにはなりましたが、無事、学生の皆さんに届けることができ、ホッと一安心している次第です。

気になる学生の皆さんの反応は？？
計7回の授業において、すべて95%以上の学生が視聴してくれました。
実は、スタートアップ講座は参加必須ではないためここまで大勢の学生が見てくれるとは予想していませんでした。大変うれしく思っています。

このように学習意欲の高い皆さんと、一日も早く教室で会えるその日を心待ちにしています。

新型コロナウイルスの影響で日常の生活が大きく変化し、将来に不安を感じる学生もたくさんいるかと思いますが、皆さんの夢を諦めないでください。様々な困難を通してまた新たな発見や学びがあり、それが皆さんの人生の肥やしになると信じてます。