ホテルコースの学生および、海外インターンシップコースホテル専攻の学生が、専門学校生活で学んだ接客技術とホスピタリティ精神を活かし、一般のお客様をお迎えするカフェを4日間限定でオープンします。営業日当日、ラグジュアリーホテルで活躍する卒業生も運営をサポート。
高級ホテルさながらの上質なサービスと雰囲気をご提供します。
「ラポール」とは、フランス語で「繋がり」を意味します。2011年東日本大震災発生時に、当時の学生が発した「僕たちに出来ることはありませんか?」という言葉をきっかけに「カフェ・ラポール」が発足。今年で13回目の開催を迎えます。
売上の金額を東日本大震災の支援金とし、福島県へ寄附します。累計10,858名様のお客様にご来店いただき、7,730,267円を「福島県」へ寄附いたしました。
日時
2023年12月2日(土)〜5日(火)
《4日間限定営業》
11:00〜17:00
※変更・中止になる場合があります。
場所
ECC国際外語専門学校1号館9階
ホテル実習室
〒530-0015 大阪市北区中崎西2丁目1番6号
9月20日
本物のホテルと同じようにスタッフ一人ひとりの配属部署を決定
まずは、学生一人ひとりの役職が決められ、自分の役職名と名前の入った名刺が手渡されます。生まれて初めて手にする名刺に、自分が社会から認められたような喜びと同時に不安も押し寄せてきました。
■カフェ・ラポール各担当部署
稲葉さん
総支配人に任命され、今はまだ嬉しいというよりも不安でいっぱいなのが正直なところですが、クラスメイトに推薦してもらった以上、腹をくくってやるしかないと身が引き締まる思いです。カフェ・ラポールを通じて一人ひとりと向き合いそれぞれの魅力を引き出しながら、総支配人として13代目カフェ・ラポールを絶対に成功まで導いていきたいと思っております。
9月27日
12代目の先輩方から正式に「Café Rapport カフェ・ラポール」を引き継ぎました。
全国各地でご活躍中の12代目の先輩方がお集まりくださり、中には、沖縄からお越しくださった先輩方も。私達13代目への期待のお言葉をいただき、大きな励みになるとともに、託されたバトンの重さを改めて実感しています。
この日のために12代目の先輩が来校
各部署に分かれて業務の引き継ぎを行います
10月5日
県北地方復興局と連携し、福島の魅力を感じられるイベントを学内で開催。福島の特産品や観光所についてお話をお聞きし、二本松萬古焼でMY CUP作りにも挑戦!福島の魅力を深く感じれた1日となりました。
10月12日
毎年プロジェクトのキックオフ前には福島県を訪れ、現地の人々とふれあいながら学ぶフィールドワークを実施。地元の高校生にお話を聞いたり、東日本大震災の被災地を訪ねたり、福島で活躍する実業家にお会いしたり。視察研修で感じたことを、日本人学生・留学生それぞれが発表します。
12月2日〜5日
遂に13代目カフェ・ラポールがオープン!喜びと同時に緊張感も高まりますが、これまでの準備期間やプレオープン(試行営業)の経験を生かし、オススメのメニューを提案したり、お味の感想を伺ったり、スタッフは目の前のお客様一人ひとりに丁寧に対応しています。
福島県のサンふじりんごをふんだんに使用した、13代目オリジナルカクテル「チアーズフロート」が大人気!
福島ラジオに出演させていただき、沢山の方からのエールを頂きました。
協賛企業から提供いただいている、バスクチーズケーキ・アップルパイも飛ぶように売れました。
「ふくしま銘産品市」では、沢山の特産品を留学生が販売。お客様一人ひとり丁寧に接客をします。
今年から新たな取り組みとして、ラグジュアリーホテルで活躍している卒業生も、営業日のサポートとして来校。一流のサービス接客を間近で見れて在校生にとって良い刺激となりました。卒業生の皆さん本当にありがとうございました!
HOTEL THE MITSUI KYOTO:磯村さん、竹村さん、安倍さん
セント レジス ホテル 大阪:永野さん、荒木さん
無事4日間の営業を終えることができました。4日間の総売り上げと来場者数は、カフェ内・テイクアウトご利用数の合計は691名様、売上は424,434円でした。多くの皆様が、待ち時間が長くなろうとも、カフェをご利用くださったこと、そして、何より、お時間を利用してくださり、心から嬉しく思います。
今年の「Cafe Rapport カフェ・ラポール」の活動は、卒業年次生が4人と例年より、かなり少ない人数でのスタートとなりましたが、この活動を通して、私達がいかに多くの皆様に支えられ、愛されていることを改めて実感しました。決して私達だけの力では実現することが出来ませんでした。13代目メンバーをはじめ、ご協賛企業の皆様、地域の皆様、支えてくださった先生・先輩方、留学生の皆様、そして福島県の皆様、この活動にご協力いただいた全ての皆様に心よりお礼を申し上げます。