パーク ハイアット 京都
ホテル支配人 筆口様
ラグジュアリーホテルは磨き上げた個性が輝く、
誇りを持てる職場です
自分のできることに全力で取り組む
今から21年前、ハイアットグループの最高峰ブランド「パーク ハイアット」に憧れて、パーク ハイアット 東京のベルマンから私のキャリアはスタートしました。国外からのお客さまが8割を占めていた当時のパーク ハイアット 東京。高い英語力が求められるベルマンの同期は全員アメリカの大学出身者ばかりで、私だけが日本の専門学校出身でした。そんな環境の中で、まずは自分に与えられた仕事は完璧にこなそうと必死に取り組んでいるうちに、24歳の時、チームリーダーとしてハイアット リージェンシー 京都の開業に携わる機会をいただきました。準備室から始めて2年、毎日が激務でしたが、目の前のことに集中し自分のベストを尽くすつもりで取り組んでいると、半年後にはアシスタントマネジャーに昇格していました。その後、さらなるステップアップのために転職。シカゴ、フィリピン、香港のラグジュアリーホテルでキャリアを磨き、役員も務めましたが、縁あって4年前にハイアットグループに戻ってきました。京都に新しく開業するパーク ハイアット 京都の準備室に、ホテルマネージャーとして入職して、現在はホテルのすべての業務をマネジメントし、地域活動にも携わっています。
英語力の向上は「自分磨き」のひとつ
どのようなホテルで働きたいかをイメージすることは、ホテリエとしてのキャリアを描く上で最も大切なことです。自分がめざすホテルで働く上で英語が必要と考えるならば、本気で英語力の向上をめざすべきでしょう。英語や他言語の習得は誰のためでもなく「自分磨き」です。シカゴのホテルに転職したとき、本場の英語のスピードに対応するために必死で取り組みました。その甲斐もあり、香港のホテルで働くチャンスを得ることができました。今の時代は優秀な翻訳アプリがあり、これらを活用することはお客さまのためになると感じています。しかし、高い英語力があることはあなたの魅力となりますし、英語力がなければ他に突き詰めたプロフェッショナル技術を身につけるべきでしょう。身につけた知識・技術が乏しいと臨機応変さに欠けることにもなるので、しっかりと自分磨きを行って欲しいと思います。
ラグジュアリーホテルは誇りを持てる職場
ECC国際外語の学生さんは、皆さん非常に礼儀正しく、立ち居振る舞い、話し方にはいつも感心させられます。このような素養を身につけたうえで、大勢の学生さんが臨む就職面接等では自分ならではの個性が大切です。目立たないと埋もれてしまいます。そのためにも自分が取り組んできたことを自分の言葉でしっかりアピールできるように学生生活を一生懸命楽しんでください。ホテル業界はあなたの能力に応じて様々なキャリアアップができる素晴らしい業界です。コロナ禍で大きく落ち込んだ観光業界も徐々に回復の兆しが見え始め、来年あたりからはコロナ前よりも大きく需要が高まることでしょう。その傾向が一番早く顕著に現れるのがラグジュアリーホテルです。ラグジュアリーホテルは家族や友達に誇れる素晴らしい職場です。
※2022年取材